Compass
[アンケート回答の注意点]
・ご回答をお寄せいただいた順に掲載しております。
・以下の4択からお考えに近いものを選択していただいています。
◎「賛成」 ○「どちらかといえば賛成」 △「どちらかといえば反対」 ×「反対」
・理由や具体的なアイデアについて、自由記述をしていただいています。ぜひお読みください。
・質問の背景も参考になさってください。緑のボタンからとべます。
・おひとりずつの回答は別のページにまとめてあります(→個人まとめ)
・明らかな誤字脱字は修正しました。
Q1 子育てしやすい環境の整備
子育てしやすい環境の整備にさらに予算を充実させることについてどのように考えますか
谷藤 ひろあき
○
仕事と生活を両立させ、安心して子どもを産み育てることのできる環境を整備することは、全ての人がワーク・ライフ・バランスの取れた豊かな生活を営む上でも重要であると考えております。 また、本市の目指す「性別等に関わりなく、一人一人の個性と能力を十分に発揮することができる男女共同参画社会」の実現に資するものであり、推進すべきと存じますが、それに係る予算を充実させることについては、子育て施策全体の中で緊急度や重要度などを勘案し、総合的に対応すべきものと考えております。
内舘 しげる
◎
昔と違い、今は核家族の時代です。子育ては両親だけではなく地域全体、市全体で支援することが必要です。私は、小中学校の給食費の完全無償化、保育所の延長保育、病児保育の充実、国の基準より多い保育士の配置、子ども食堂の充実、返済不要の盛岡式奨学金制度などを政策として掲げており、それらを実現するために現在の予算をより充実させていきます。
Q2 クオータ制導入
盛岡市の市議会議員のクオータ制導入についてどのように考えますか
谷藤 ひろあき
○
市政に多様な市民の声を反映させるためには、市議会議員の年齢や男女数など、バランスの取れた構成が望ましく、クオータ制の導入は、女性の政治参画の後押しとなることが期待できるものと考えております。 しかしながら、市議会議員にクオータ制を導入するには、関係法令等の改正が必要であることから、市民や国民の理解の深まりが必要と考えております。
内舘 しげる
○
市議会には多様な市民の代表が選出されることが望ましいと思います。「政治分野における男女共同参画の推進に関する法律」が施行されましたが、女性議員の割合が非常に少ないことから、一定の強制力のあるクオータ制の導入は選択肢の一つです。ただ実際に、盛岡市議会にクオータ制を導入するためには、法律との関係もありすぐには実現できないのではないでしょうか。女性も立候補しやすい環境や支援策、子育てしながらでも政治に参画できる環境づくりなども考えていきたいと思います。
Q3 ハラスメント対策
より実効性のあるハラスメント防止の対策を講じることについてどのように考えますか
谷藤 ひろあき
◎
あらゆるハラスメントは人権侵害であり、あってはならないものであると存じております。 本市では、これまでも様々な機会を捉え、あらゆるハラスメントの防止に向けた意識啓発を進めておりますが、住民への更なる浸透を図る 必要があるものと考えております。 「すべての人がいきいきと暮らすまち」を目指す本市としては、今後もハラスメント防止とその啓発に重点を置いた、実効性のある対策に取り組んでまいりたいと考えております。
内舘 しげる
◎
ハラスメントはあってはならないものです。市民の誰もが、ハラスメントの被害者にも加害者にもな ることがない、そんなもっと優しい盛岡にしていきたいと思います。啓発活動や被害者の相談対応も大切ですが、それだけでは件数が減りにくいと感じています。子どものいじめなどの問題も含め、社会全体で、どういうケースがハラスメントに該当するのか、起こりやすいのかなどを具体的に学習する機会も必要です。
Q4 女性への支援
困難な問題を抱える女性への施策に十分な予算をつけることについてどのように考えますか
谷藤 ひろあき
○
困難を抱えた女性に対しては、これまでも分野横断的に支援を行っておりますが、困難を抱える女性の中には、行政の相談窓口へ相談できない方もいるものと存じており、相談窓口のハードルの高さも原因の一つであると捉えております。 新しい法律では、これまで困難を抱えながらも行政の目の届きにくかった女性を、支援の場に繋ぐことも含め、それぞれ異なる背景を抱える女性を包括的に支援することが求められており、そのためには、民間も含めた支援体制の構築が重要であると認識していることから、今後、法をめぐる動向を注視しながら、支援体制の充実を図るとともに、困難を抱える女性に寄り添った支援を検討してまいりたいと考えております。
内舘 しげる
○
単に予算をつけるだけでなく、実際に必要な支援を、必要な方に届けていく仕組みが必要だと感じています。すでに支援の取り組みがある問題だけでなく、ご指摘のとおり見えにくい困難にも目を向け、実際に行政の支援が届くようにしていきたいと思います。盛岡市内で本当に困難な問題を抱えている女性に対して、どのような支援が必要なのか、情報を収集し、新たな支援策の構築についても考えていきます。
Q5 ミスさんさ
「ミスさんさ」等の名称及び応募 資格の変更を検討することについてどのように考えますか
谷藤 ひろあき
○
多くのミスコンテストは、主催者等の定める趣旨や参加要件の下で、参加者から一定の理解を得ながら実施されているものと存じますが、単に容姿の優劣や性的なことを評価基準として競うものや合理的な理由なく年齢や性別を限定するもの、単なる慣習に基づき役割を割り振ることなどは、男女共同参画の理念から望ましくないものと考えております。 近年、そのような考え方が一般に浸透しつつあり、これまでのミスコンテストのあり方を見直す動きにつながっているものと考えております。 <ミスさんさの名称及び応募資格の変更について> 変更を検討する必要があると考えております。 行事等は、それぞれの成り立ちや歴史等から、長い時間をかけて形作られてきたものであり、男女等の性別による役割の違いも、文化的な意味に基づくものもあると考えております。 しかしながら、これまでの慣習を引き継ぐことが、男女の役割の固定化につながる面もあることから、貴重な財産である行事等の歴史や伝統を将来にわたって継承しながら、多様な人々が参画できるよう、ミスさんさ踊り(ミス太鼓等を含む)の募集についても盛岡さんさ踊り実行委員会と検討していく必要があると考えております。
内舘 しげる
○
「さんさ踊り」を未来へ引き継ぎ、さらに発展させていきたいと思っています。その観点から考えると、名称・応募資格ともに、ご指摘のとおり課題があると感じました。今後は伝統を受け継ぎながらも、さらに多くの方が参画できるように、広報の面でも考えていく必要があります。「ミスさんさ」等のコンセプト、承諾書の意義などを確認し、応募資格について市民の意見を聞きたいと思います。また、活動承諾書の目的、提出を求める理由等について、どのような経緯でそうなったのか詳しく分かりません。「盛岡さんさ踊り実行委員会」にも意見を聞き、検討していく必要があると考えております。